友人に勧められて、すぐにTSUTAYAに行ってレンタルしてきた映画『世界でいちばん不運で幸せな私』
不運で幸せって、いったいどういう意味??フランス映画好きさん、モヤモヤする映画好きさんにはきっとお勧め♪
※以下ネタバレあるよ!
世界でいちばん不運で幸せな私 2003 フランス、ベルギー
個人的評価:★★★★☆
がんで余命少ない母親を持つ少年ジュリアンとポーランド移民でいじめを受けている少女ソフィー。
二人はある日ゲームを始めるのだが、それは一方が条件を出し、クリアするともう一方が条件を出すというもの。唯一のルールは必ずゲームに乗ること。幼い二人のゲームは大人になってからも続き、惹かれ合う二人は素直になれず次第にゲームの内容は過激で悪趣味なものへとなっていく。
すごく好き嫌いが分かれそうな映画だなと思いました。
私は友人が勧めてきただけあって、ストーリーや映像など、どれをとってももちろん好きでした♪幼少期の二人や映像がとってもキュートな前半と大人になってからのもどかしい恋愛の後半。
内容はぶっ飛んでいて、やり過ぎ感は否めないけれど、作品として私は楽しめました。
それに、お互いに意固地になって素直になれないって現実の恋愛でもよくあることですよね。
プロポーズのシーンなんかは何かあるはずと期待させつつ、その期待を裏切らない展開です。『酷い!』と思いつつもこんな展開、大好きです♪♪ラストも驚くけれど、フランス映画らしいです。色々と解釈できるラストなので、そこがまたモヤモヤして良いですね。
ラストといえば、二人のキスシーンが走馬灯のように出てくるのですが、そこがね~、何とも大好きでそのシーンは何度も何度も見返しました。
劇中歌のバラ色の人生(La Vie en Rose)は映画を見終わった後も耳に残る名曲です。
0 件のコメント:
コメントを投稿